![]() ![]() シンガポールから帰国したのは3月末。すぐに4月になり花見のシーズンでした。シンガポールでは桜は見れなかったので、帰国後初のお出かけはお花見に行くことにしました。行き先はどこにしようかちょっと迷いましたが、以前よく遊びに行った葛西(かさい)臨海公園に行くこととしました。葛西臨海公園は千葉の浦安の近くの湾岸エリアにあり、ここにはシンガポールに赴任している間に大観覧車も出来ていたので、それに乗るのも楽しみでした。 当日は朝から非常にいい天気のお花見日和でした。買ったばかりの新車オデッセイに荷物を積んで出発です。成田から葛西臨海公園までは湾岸道路一本で約40分のドライブですので、すぐ近くです。ルンルンしながら運転して到着したら、朝早いのにかかわらず駐車場はかなりの車が並んでいて、結構混雑していました。確かに本日は桜満開で、しかもこんなにいい天気なので混雑するのも仕方ないでしょう。それを承知で来ているのですから。車を駐車場に止めて歩いていきます。
しばらく並んだあと乗り込みます。こちらは、私の家族、奥さんの両親・弟、奥さんの妹家族といたので、2つのゴンドラに分乗しました。 (観覧車サイトリンク http://www.senyo.co.jp/kasai/ ) 観覧車に乗るのは久しぶり。わくわくします。乗って扉を閉められて動いていきますが、結構思ったよりも速い速度で動いていきました。外の景色が次第に下の方に移動していきます。 と、その時、一緒に乗っていた子供が、「あ! 前の観覧車、見て見て!」と言うので何だろ? と思ってみたら、前の箱には1組のカップルが乗っていました。それこそ、相席しないとのうたい文句の通り1箱に1組、2人だけで乗っています。「それがどうしたんだい?」と話したら、子供たちは「あれ、ぜ〜ったいに、いちゃつくぞ〜!」などと話しています。まさかこんな朝っぱらから、と思ってちらっと見たら、確かに既にぴったり寄り添っていたりして、そんな予感を感じさせる振る舞いでした(笑)。 そうしたら動いてすぐ、案の定、いちゃつき始めました。まったく・・・、もう・・・、待ちきれないのかな(笑)。子供たちはそのたびに「うわ〜」とか「え〜〜っ」とか騒いでおり「こらこら、人を見るのはやめなさい」と諭したのですが、そう言いながら私もチラリ(笑)。「すごいなー・・・」。同乗していた奥さんの妹の旦那さんまで「すげっ!」と言いながら身を乗り出す始末。景色半分、カップル見物半分となってしまいました! 観覧車に昼間カップルで乗るときは、後ろの箱にご用心(笑)。
すぐ下には隣接しているJR京葉線と湾岸道路の葛西ジャンクションが迫力ある光景を見せてくれるし、遠くにはちょっとかすんで東京のビル群が見えます。富士山は残念ながら霞で見えませんでしたが、360度広がる景色は迫力満点。何よりも真下を見ると、人が豆粒みたいに小さく見え、とても怖いくらいでした。
人はたくさんいます。振り返ってみると、先ほど乗った観覧車をバックに桜の木が並んでいたのでまた記念撮影。なんともいい感じの絵となりました。
まったく、、、男というのはこういう時、全く役に立たないものだなあ、と我ながら感じました(笑)。
高い台の上に丸い缶を置き、その上にまた板を置いて、バランス取りながら立っています。こんな強風の中大丈夫かな、と思いながら見ていたら、そのままその板の上でボーリングのピンみたいなやつを3つ持って、交互に投げては受け取り、という芸をやっていました。ハラハラしながら見ていましたが、何度か失敗はあったものの最後は大成功。皆で拍手喝さいです。 いやいや、実に楽しい一日でした。帰りは皆でぐったり。私だけ運転なので寝るわけにもいかず厳しかったですが、久しぶりのお花見が出来て大満足でした。 (2005年9月4日) |
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